マーケティング・フレームワークと地方の中小企業

今回はこのブログらしからぬ何ともビジネスライクかつアカデミックなタイトルが付いておりますが、ゆるゆるの「ゆとり世代シリーズ」ではなく、タイトルに真正面から立ち向かう意気込みです(キッパリ)

2016年7月16日に、日経新聞出版社から日経文庫のビジュアルシリーズとして「マーケティング・フレームワーク」という本が出版されました。

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著者はIDEA HACKS!や、企画の作り方で著名な原尻淳一さんです。

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Amazonに掲載されている出版社からの「商品紹介」の欄を見ますと

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カタログじゃない、これはビジネス・ソリューション(問題解決)! 

理論(フレーム)と実践(ケース)が合体! だからビジネスで使えます。

市場分析→戦略立案→商品開発→プロモーション→実行と、
マーケティングの全プロセスでプロが活用するフレームを、まるごと解説。
事例解説では、話題の「まいあめ工房」の事業戦略をフレームで完全再現。
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とあります。天下のAmazonに「まいあめ工房」の名前が!

また著者からとしての解説には1.2.3と項目があるのですが、

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3 事例を選択するにあたり、ウェブ戦略に優れていること、地方の中小企業の事例であること、日本の地方創生のヒントになることを意識した。具体的には、名古屋の伝統飴職人の技を活かし、世界に一つだけのオリジナルキャンディーを製作する「まいあめ工房」の事例を採用した。まいあめ工房は小さな会社であるにもかかわらず、ここ数年ヤフートピックスで取り上げられるほど注目されており、誰もが参考にできる事例である
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何て書いてあるわけですよ。

まいあめ工房が「日本の地方創生のヒント」になるなんて・・・。

弊社の事業戦略がマーケティングフレームワークの使用事例として取り上げられています。
(一部ですがこんな感じです)

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地方の中小企業は業績はもちろんの事、人材の問題、ひいては後継者問題など、様々な問題を抱えています。

弊社も同様でしたが、時間をかけて一つずつ問題を洗い出し考えて実行に移すことでしか解決策はありません。

数年前、恵比寿近くで行われたとある勉強会で原尻さんと知り合い、原尻さんが日経アソシアに連載されていた「イノベーションシンキング」の取材対象となったことで、まいあめ工房の「目に見えない仕組み」に強く関心を持っていただけました。
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(2013/07/22 イノベーションシンキング取材終了時弊社にて)

時が過ぎ、原尻さんとの親交が深まるにつれ、マーケティングや企画立案などのお話を原尻さんからしていただく機会が増えていく中、原尻さんもまた「まいあめ工房」の取り組みを冷静に観察されていたのです。

まいあめ工房の事業開発から戦略立案、ブランディング、そしてプロモーションにおけるまで、私は当事者として、面白おかしく、そして泥臭いストーリーで個別に「ライブとして」お話しは出来ます。

原尻さんは、このストーリーのエッセンスや本質をその分析力で巧みに抜き出し、マーケティングフレームワークの中に落とし込み、汎用性をもたせた事例とすることで、かつての弊社と同様な悩みを持つ地方の中小企業の再生のヒント、ひいては「日本の地方創生のヒント」として再構築していただいたということでしょうか。

マーケティング・フレームワークの特設サイト」では世界に向けた弊社の取り組みである「instagram飴」も取り上げていただいております。

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今までも様々な媒体で弊社の取り組みをご紹介いただきましたが、それはSEO要素であったり、プロモーションであったり、SNSの活用であったりと、戦術面がほとんどでした。

企画立案から戦略面を含みトータルに取り上げていただいたことは初めてです。

この本に恥じないように、これからも組み飴を通じて世の中のコミュニケーションが円滑に、そして豊かになるよう努力していきます。

祝『Pokemon GO』! モンスターボール飴を作ってみた。

Pokemon GOのローンチを祝して、モンスターボール飴をつくってみました。

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なんとこのブログ初の「出落ち」的な展開ですが、気にせず進めてまいります(笑)

3500個制作して、すでにナイアンテック(日本法人)様と任天堂様にお送りしました!

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タイトルのPokemon GOとまいあめ工房はどうも結びつかないというよりも、むしろそこはかとない「違和感」しか感じられないかとは思いますが、社長の私には並々ならぬ「思い入れ」があります。

どうですこの写真!

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ナイアンテックのCEO ジョン・ハンケ氏と私のツーショットです。

ミーハー要素の少ない私ですが、有名人との唯一のツーショット。

私の出で立ちが怪しいのは、エージェントのコスプレ風になっているためでご容赦ください(笑)

Ingressの京都での大規模アノマリーの際アフターパーティーで弊社が制作した「Ingress飴」を非常に喜んでくださり、一緒に食べた記念の写真です。


ナイアンテックのIngressという、Pokemon GOの前身となるゲームのエージェント(プレイヤー)として、日夜活動を続けてきた私にとって「Pokemon GO」は、Ingressのコンセプトである「世界をゲーム板に」を一部のマニアだけでなく、文字通り世界の人々に理解してもらうツールとしての思い入れが、格別に強いのです。

私自身、仕事に明け暮れる日々の中「楽しく運動」という価値感の極北にいるような生活をしておりました。

ところがIngressのエージェントとして活動できたおかげで、日々楽しくウォーキングすることができダイエットも無理なくできたという、ありがたいお話だっったわけです。

そんな思いを、ナイアンテックの日本法人の村井社長と任天堂広報部様にお届けいたしました。

なにぶん版権のあるものですので、弊社でどうこうするつもりもありません。関係者の皆様で楽しんでいただければ幸いです。

と言いましても、せっかくですので作った飴で少し遊んで写真を撮ってみました。

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懐かしい画面に飴を合わせてみました!

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ARで切り開かれる新しい楽しみの世界をみんなでゲットだぜ!

ゆとり世代新人プランナーの思いは、BEAMSに届くのか?(後編)


前回より続き

あこがれのBEAMS本社へ向かう直前の新人プランナーShingo

むさくるしい顔がダブルで迫る、これでいいのかというコーディネートですが何を言っても耳に入らないほど舞い上がっています。

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打ち合わせに行けるだけでも幸せいっぱい(笑)

企画にダメ出し食らおうが、厳しいことを言われようがウキウキで帰ってくることは目に見えていましたが、待ちきれないのか電話で報告が入りました。

「社長!企画はほぼそのまま採用です!担当の方から、『担当セクションで最も良かった企画書でした』とほめていただきました!

(´ヘ`;)ウーム...何たることか・・・

相手はエース「ダルビッシュ」。5対0で負け試合確定の9回表2アウトランナー無しの場面で、2年前のドラフトの育成枠でとった新人を、経験を積むために送り出したプロ入り初打席。その新人が完封勝利目前の相手ピッチャー「ダルビッシュ」の初球ストレートを振ってみたらホームランになっちゃって、ベンチでどう迎えていいのかわからない監督の心境です

まあ、正直言いますとShingoはどうでもよくって、2年間辛抱強く育成していただいたShingoの「お師匠」、スターウォーズ的に言えば「マスター・ヨーダ」とハイタッチをしたい気分ですね。

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フォースと共にあらんことを!!(パチッ!!)


とはいえ、企画がほぼそのまま通り「美しいことばの飴」は商品化する運びとなりました。

その後、納品に向けての打ち合わせを重ねること数回。

新人らしい失敗を予想通り織り込みながら、それでもスケジュールに狂いが生じることなく無事進行していきました。

スケジュール通り納品も完了し、後は4月28日のオープンを待つだけとなり、Tabio(靴下屋)さんの仕事に明け暮れていたある日。。。

BEAMSさんから郵便物がShingo宛に届きました。

箸袋みたいだなぁ、なんて思っていましたら。

なんと。

なんと。

オープニングレセプションの招待状ではないですか!!

新人プランナー大喜びw





箸袋だと思っていたものが、「扇子」だったんですね。

おまけにこういうことだそうです。

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SENSE of JAPAN

センスのかけらもなさそうなゆとり野郎が持っていますので、台無し感てんこ盛りですが、和の心意気とセンスを扇子に託した、BEAMSさんの素敵なレセプション招待状であります。

こちらの招待状で2名までレセプションに入れていただけるとのこと。
普段は広報のさえちゃんがカメラマンとして同行することになりました。(このことがのちほど重要な意味を持ちます)


そうして迎えた4月27日レセプション当日。

とりあえずおめかし(笑)

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セットも終わり気合が入ってドヤ顔です

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準備も整いましたので、新宿の「BEAMS JAPAN」にとにかく向かいます。

到着するとすごい人!

車の通りがある道に面しているためスタッフの交通整理が凄まじく、店舗をバックに写真を撮るのも非常に難しい状況です。

さすがに天下のBEAMSさんのオープニングレセプションです。

それでもなんとか外観を「美しいことばの飴」とともにパチリ!

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一つの仕事が完了した、「おつかれさま」という飴と、BEAMSさんの商品として恥ずかしくないものだろうかという不安を和らげてくれるような「だいじょうぶ」の飴。

まさに、今現在のゆとり世代新人プランナーに送りたいことばそのものです。



人、人、人でごった返す店内。

このプロジェクトにたくさんの人たちがかかわっていることが分かります。

TEAM JAPAN PROJECT らしく升酒がふるまわれ、ご挨拶されている設楽社長の横には小山薫堂氏もいらっしゃいます。

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設楽社長のご挨拶が耳に入っているのかどうなのか、雰囲気に丸々飲み込まれ、ゆとり世代なのに全くゆとりのない新人プランナーShingo(笑) 放心状態に見えますね。

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今日はカメラマンの広報さえちゃんに促されて、ここからは仕事モード。自身が企画した「美しいことばの飴」がどこに陳列されているのか、探しに行きます。

もちろん1階の「日本の銘品」フロアーですよ。

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ということで、1階をうろうろ。うろうろ。

ありましたーっ!!

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これですよ! エレベーター前のいいところに陳列してありました。

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僕が企画しましたので皆様是非お買い上げください(笑)

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なんてことを調子に乗ってやっておりましたところ、ふとなにがしかの気配が・・・・

「Shingoさん、あのかたは・・・」突然にわかカメラマンのさえちゃんがつぶやきました。。。

Shingoのすぐ後ろ、さえちゃんの視線のその先には

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設楽社長がすぐそこに!!

なんというラッキー!もしかして、まさかそんな時のためにと持ってきたまいあめ工房オリジナルの「めで鯛飴」をお渡しするチャンスが本当に来るとは!

さえちゃんの、「Shingoさん、大チャンス!突撃しましょ!」の号令が響く中





設楽社長のオーラにビビったのか、足がすくんで全く動けないShingo(笑)

プランナーと広報の度胸の差がこんなところで露呈するとは(笑)

特に前回Instagramのパーティーで、「チャンスは一度きり、それを逃したらもう後はない」ということを痛切に感じた広報さえちゃんはビビりまくるShingoをカメラを構えつつぐいぐい押して、ついに設楽社長の目の前に寄り切り!



「設楽社長!そちらにおいていただいております美しいことばの飴を制作いたしました、まいあめ工房です。本日は新店オープンのめでたい日ですので、『めで鯛飴』をつくらせていただきました。皆さんで食べていただければうれしいです!」

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震える声で何とか話し、震える手で「めで鯛飴」を差し出す「ゆとり世代ヘタレプランナー」Shingo

・・・・

・・・・

・・・・

「ありがとう!みんなで食べるね! しかし、これはすごいねぇ」

と言っていただき、有頂天で設楽社長とのツーショットをパチリ!

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憧れのBEAMSの社長にほんの少し気持ちが届いた瞬間でした。


それから、この企画では本当にお世話になった担当バイヤーの鈴木さんにご挨拶をして、「めで鯛飴」をお渡ししました。

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10月の無茶ぶりから半年。

お師匠に鍛えられたおかげで、あこがれのBEAMSのサプライヤーになれた喜びを噛み締めるShingoでした。




今日もまいあめ工房の若いスタッフは、職人、広報、企画、それぞれにチャレンジの日々を送っています。




ゆとり世代新人プランナーの思いは、BEAMSに届くのか?(前編)

2015年10月末、ネットサーフィンをしていたところ一つのプレスリリースに目が行きました。

日本のモノ、コト、ヒトを応援する、「BEAMS TEAM JAPAN」プロジェクト始動へ


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日本の名品や文化を編集して紹介するプロジェクトです。本プロジェクトには、総合アドバイザーとして放送作家・脚本家の小山薫堂氏を迎えました。
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おお、設楽&小山のタッグってかなりすごくないのか。

ラコステ様、ヒステリックミニ様、ユナイテッドアローズ様、サマンサタバサ様、エゴイスト様、などなど、多くのアパレル会社にまいあめを企画提供してきた弊社にとってはほっておけない企画ですよ

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ググってみますと、こんな動画もあるじゃないですか!


なぜか食い入るように見てしまいました。

やっぱり小山薫堂さんはどこから見てもイケてるなぁ・・・。放送作家も見かけは大事だよなぁ・・・などとたわいもないことをぼんやり考えてましたが

ふと、天から啓示が下りてきました

まいあめ工房も参加資格あるんじゃない?って

BEAMSのチームジャパンのメンバーとなれたらこれまた楽しいことになるかも。。。

となると、おじさんの感性ではかなり心もとないので、企画については全く新人に任せようかと・・・

弊社定番企画「若手職人スキルアップチャレンジ」ではありませんが、プランナーにチャレンジさせることにしました。

ということで、新人プランナーの「Shingo」です。

shingo02.jpgのサムネール画像

身長186センチだか187センチだかの長身だけが取り柄のような2015年10月に入社しましたプランナー兼営業です。

私 「Shingoさぁ、BEAMSって知ってる・・・」

Shingo「え、知らない奴いるんですか?BEAMSは俺のあこがれですよ。中学からの。今も服着てますよー

私 「あ、そうなの、へー。でさ、こんなプレスリリース見たんだよねぇ」

Shingo「おー、設楽社長と小山薫堂さんのプロジェクトですか、すごいですねぇ」

私 「まいあめって、この条件満たしてないかなぁ」

Shingo「言われてみればそうですねぇ」

私 「言われてみればって、その辺の感度磨いとけよ。なんなら社長こんなプレスリリース見つけましたって持ってくるのが君の仕事ともいえるんじゃないの」

Shingo「すみません」

私 「でさ、BEAMSさんに企画書出してみようよ」

Shingo「( ゚Д゚)ハァ?

私 「BEAMS TEAM JAPAN PROJECT 、うちこそふさわしいとかなんとかって感じの」

Shingo「僕が作るんですか?」

私 「そそ、若手プランナー企画チャレンジってことで、よろしく」

Shingo「えーっ」

私 「締め切りは1週間後。企画書できたらBEAMSさんにメールで送っておくから、頑張ってね!」

Shingo「えーっ」

というようなやり取りがありまして(笑)、無茶ぶりタスクがひとつチャットワーク上に出来上がったわけです。

とか言いましてもさすがに何の接点もなく、担当者がどなたかもわからない状況でいきなり企画書だけ送れるわけもありません。

奇跡的にも、以前まったく別企画ですが、私がBEAMSさんからご連絡をいただきメールとお電話にて打ち合わせをさせていただいた経緯がありました。

その際は納期的な問題で実現しなかったのですが、ダメもとで当時の担当者様宛に送ってみようかというわけです。

1週間後、チャットワークにタスク完了のメッセージが出ると同時に、Dropboxにファイルが一つ追加されたアナウンスが入りました。

どうやらできたようです。

PowerPointで作ったようで、表紙だけはそれっぽくなっていますね(笑)

「社長、何とか期限に間に合いました!」

期限を守るのは当たり前のことなのでそこをアピールしてもらっても困るのですが、、内容的には予想に反して「ちゃんとした出来」になっていました。

「まいあめ工房に就職するまでの約2年間、お師匠に鍛えられてきましたので、そのおかげで何とかまとめることができました」

なるほど、私もお師匠様に感謝ですな。

というわけで、メールを以前のBEAMSさんの担当の方に送らせていただいたのですが、ご丁寧にさっそく「チームジャパンの担当者に転送させていただきます」と返信いただきました。

なんというか、わざわざそういったことをしていただけるということが非常にありがたいです。その時点で私としてはただただ感謝です。

1週間が過ぎ、2週間が過ぎ日々の仕事に明け暮れる中プランナーShingoは「社長、連絡ないっすねぇ」とFBのメッセでつぶやく日々・・・

「やっぱり、ダメだったようですねぇ。」企画書提出から1か月。Shingoの口から出た敗北宣言。

「次頑張りますから、また無茶ぶりお願いします!」

気持ちの整理をつけたのか、元気が戻ってきました。

さて、どんな無茶ぶりを今度はしようと思い始めたころ、一本の電話が入りました。



「BEAMSの鈴木と申しますが、企画のShingoさんはいらっしゃいますでしょうか?」



忘れたころにまさかの連絡が!

あいにく打合せで外出していましたShingoですが、戻ってから速攻で電話です。

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ん?どうなんだ?

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どうなってんだよー。









「シャチョーッ!! BEAMSさんの企画通りましたっ!打ち合わせ行ってきます!!」




後編へ続く・・・・・

ゆとり世代社員がInstagramの創業者に会えた理由

世界で4億人が使っているという画像SNS「Instagram」の創業者二人に、まいあめ工房のゆとり世代社員がお会いしてきました!

saeko3shot.jpgなぜこんなことが実現したのか?
彼らの初来日の目的は何だったのか?
Kevinへのインタビューとともにお知らせしたいと思います。


ゆとり世代の二人が「まいあめ工房」に入社したのは2015年10月のことでした。

Shingoは平成元年4月生まれ。自ら「THEゆとり」と断言する弊社プランナー兼営業です。
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さえちゃんは平成2年2月生まれ、見た目はきりりとしっかり者ですが、意外に結構中身はアレです・・・広報兼デザイナーです。
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さてそんなゆとり世代二人がOJTを終えた後の質問が

「社長、Instagramはやらないんですか?」でした

当時、まいあめ工房では公式アカウントを持っていなかったのです。

私は「ちょっと時間がなくってやってない」と、さらりと流しましたが、嘘です!

50過ぎのおっさんにInstagramなんてどう仕事で運用していいかわかるわけがないだろ!

これが本心です。嘘偽りのない気持ちです!

50過ぎのおっさんが、Instagramを活用して成果を上げるなんて、
経理のおじさんに「そろばんできるんだからリーマン予想を解決できるでしょ」って言ってるようなものですよ、きっと!

どうもわからないままでは企画は進行しませんので、「ちょっとInstagramについて教えてくれる?」なんて聞いてみたところ

「そういうの面倒なんで、俺たちにまかせてもらえますか?」
「社長は無理せず、やれることをやってください」

・・・・(´・ω:;.:... ・・・・

ということで、「予算は出しても口は出さず」を貫くことを心に決め、Instagram企画はゆとり社員に任せることになりました。

そして第一弾が弊社得意の「作ってみた」というこの企画

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多くの方にご応募いただいたこの企画をキックボードに、平日はほぼ毎日Instagramにまいあめ写真をアップする日々が地味に続きました。

そんな3月中旬のある日、Instagram Japanから一本の電話がまいあめ工房に入ったのです。

前回突撃した広報のさえちゃんに早速その旨を伝えると

「私、知らないうちに何かやらかしててInstagramさんから怒られるんでしょうか?」

「きっと、アメリカのオフィスに勝手にカメラロゴの飴を送ったのがいけなかったんだわ・・・」

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と、ほぼパニック状態(笑)

「とにかくお電話差し上げてあやまります!」

ゆとり世代の癖にゆとりがなく謝ることしか頭にありません(笑)

待つこと15分。さえちゃんから報告が入りました。

「社長、Instagramさんから、スクリプトロゴ飴制作の正式依頼がありました!Shingoさんと打ち合わせに行ってきます!!」

と、まさかの展開に・・・


プランナーのShingoと広報のさえちゃんが打ち合わせに向かったのは都内某所のInstagram Japanのオフィス。
オフィスにはこんな壁もあり、Facebook Likeですな。

お決まりのサインを遠慮がちに書いています。
(ちなみにFacebook Japanには2013年にお伺いしておりサインさせていただいております)

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前回の突撃の際お世話になった三島さんから制作の趣旨をお聞かせいただき、やる気MAXゆとり世代二人組。

制作の趣旨は共同創業者のケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏が4月7日ごろ来日し、その際日本のインスタグラマーに渡すお土産の一つ。

制作するのは、Instagramのスクリプトロゴといいねのスピーチバブルの2種類
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弊社での事前ミーティングで、二人にはスクリプトロゴは強烈難易度だから何とか避けてほかのデザインを提案するように指示を出していましたが、舞い上がってしまっている二人は
「確認しますがたぶん大丈夫です!」
と元気よく受けてしまいました。

ゆとり世代恐るべし!事前ミーティングは何だったんだ(笑)

報告を受けた団塊世代が主流の現場には冷たい空気が流れます。。。


3月28日、スクリプトロゴ制作予定日。

無理やり制作する筆記体の文字に、現場には異常な緊張感が蔓延するものの、担当の広報さえちゃんは一人ウキウキで現場立ち合い。

空気が読めてません(笑)

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何とか無事制作を終えることができました。(制作工程は後日ブログにて公開します)

この度 Instagram様より直々に依頼を受け、スクリプトロゴ&ハートの吹き出しキャンディを制作いたしました。世界中を探してみても このロゴを制作できる職人はただ1人だと信じています。 We made Instagram's logo & speech bubble candy. We hope Only one person who can make this logo candy in the world. #まいあめ #まいあめ工房 #組飴 #組み飴 #飴 #和菓子 #伝統技術 #伝統菓子 #伝統美 #伝統技法 #職人 #ハンドメイド #キャンディー #japan #candy #wagashi #traditional #art #japanesefood #japanesesweets #craftsman #IGersJP #candies #speechbubble #instagram #instagramlogo #instagood #logo #script #speech

Japanese_Art_Candyさん(@japanese_art_candy)が投稿した写真 -


Instagramさんとのの打ち合わせの中で、三島さんのご厚意で、飴にはこのようにまいあめ工房初投稿画像をデザインし、Instagramのカメラロゴと弊社のInstagram公式アカウント@Japanese_art_candy が裏面に入ったタグを制作してつけることができました。

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と、一段落したところ新たな連絡が!

「社長!なぜかわかりませんが、創業者二人が出席するイベントに招待されました!」

「は?」

「招待状が届きました!」


え?どうなってるの?

とにかく行ってきてくださいよ。ということで4月11日のイベントへの参加が決まりました。

英語のできる(?)さえちゃんはインタビューワー、Shingoはカメラマンで突撃です。

ゆとり世代はデジタルネイティブ世代。無駄とも思える情報をネットで集めて戦略を練ります(笑)

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どうやら奥さんは犬好きと判明。ゴールデンレトリバーを飼っているのでこの飴をお土産としてチョイスしたようです。

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会場に向かう途中は不安と緊張が表情にはっきり出ています。やはり、ゆとりはないですね。

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会場は銀座「ライカギャラリー銀座

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受付を済ませると、参加者のネームプレートがいただけましたが・・・ 


おしゃれなことに、革製です。


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二人は有頂天(笑)

中には報道陣やInstagramスタッフがおり、どんどん招待客が入ってきます。

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@momoegohanさんの食事や@fuglentokyoさんのケータリングがありますが、二人は緊張しすぎて手がつかず。

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ゆとり世代の癖にこういった場面では全くゆとりを持てないゆとり世代二人です。

うろうろしているうちになんと創業者の二人が入り口に!!!!

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すでに招待客のかたと談笑中だったため、
おおおおおおお遅かった。。。。。とかなり衝撃をうけるも、めったにないチャンス。
広報になって半年。それなりに腹の座った(中身はアレですが)さえちゃんは、すかさずInstagram飴とお土産をセットし、

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好機をうかがいます・・・

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前のかたが話し終わり、KevinとMike二人が誘導されてその場を離れようとしましたが、精いっぱいのキラキラ目で見つめるさえちゃんと、186センチのでかさで目に付くShingoが「ハーイ、次は俺たちだよね」と、まったく空気の読めないオーラを発散させると、
なんとKevinが圧倒されたのか「次の人が~」と言ってくれたためついに話せることに!

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できるだけ自分の言葉で伝えようと前のめりで挑みます。

名刺を交換し、この飴を作った会社のものです!と挨拶をし、食べましたか?と質問するさえちゃん。

まだ食べてないとのことだったので、「今回は奥様と一緒に来日していますか?」と質問を変えてみました。


「来ているよあと30分くらいで到着すると思う」と返事をもらったので、用意していったギフトを「これは、二人の奥様へのプレゼントです」と渡してみました。
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Kevinは犬の飴に反応し、「これはdolly(Kevinの犬)と同じ種類だよ!」と喜んでいただきました。



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デジタルネイティブの無駄とも思える資料集めがどういうわけだかばっちりはまった瞬間でした。

KevinとMikeから「Instagramをなぜ使っているのか」と聞かれる広報のさえちゃん

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組み飴は日本の伝統技術ですが、職人が少なくなり、跡に続く人がいなくなっています。

私たちはInstagramを言語に頼らず組み飴の素晴らしさを伝えるためのメディアとして活用しています。そしてInstagramをとても楽しみながら使っています。

我々が聞いていると一見流ちょうな(実はでたらめかもしれません)英語でなんとか説明しました。

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うんうん、とうなづいていただけました。

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そして、iPhoneで@japanese_art_candyのアカウントを見せながら以前作ったカメラロゴキャンディの写真をみせ、こういうのも作りました。とすかさずアピール。

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すぐにKevinが不思議そうな顔をして「あれ??これ僕に届いた気がする・・・」と。
びっくり仰天し、「送りました!!!半年前に!!食べましたか!?」と再度、さっき聞けなかった飴の感想を聞くと
「食べたよ。美味しかった!」とのこと

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私的にはそこはかとない社交辞令な気がしましたが、まさかのIG飴が太平洋を越え、しっかりFBのHQに到着したことが嬉しくて、さらにKevinの口からその言葉を聞けたのが嬉しくて舞い上がるゆとり世代二人組。

今日はお会いできて光栄です。ありがとうございました。とお礼をつげ、飴と一緒に写真を撮ったのが、冒頭の写真です。

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パネルディスカッションでは今回の来日の目的は、Instagramを公開した当時、アメリカに次いで利用者の多かった日本のユーザーの声を聞いたり、「日本の文化を理解するため」と述べていた創業者二人。

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「日本の文化としての組み飴の技術を、言語に頼らず世界へ向けて地道に発信していこう」
という、ゆとり社員の「ゆるい情熱」が、Instagramの創業者に届き、今回の奇跡を引き寄せたようです。

パーティー会場ではKevinの奥様とゴールデンレトリバーのお話をして2ショット

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会場には、招待者のInstagram写真も展示されていましたが、まいあめ工房はこの写真でした。

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日本の四季や催事、和を感じさせる。そんな一枚を選んでいただいたようです

こうして、ゆとり世代社員二人がやってみたInstagram企画は、まさかのホームランという嘘のようなホントの話となりました。

ただのまぐれ当たりだったのかどうかは、今後の二人の活躍で検証していくことになりますが、思いついたことを楽しくやってみる、言葉が通じなくても、空気が読めなくてもとにかく発信していくというゆとり世代社員二人のスタンスが、今回のホームランにつながったことは間違いありません。


現場で働く団塊ジュニアの若い職人も、前線で企画営業するゆとり世代も、組み飴文化を次世代に残すため世界に向けて発信していくという理想のもと、ゆるーく、そして時には激しく活動していきます。

オリジナルデザインの組み飴作りの日誌。まいあめ工房の組み飴デザイナーが、組み飴作りの舞台裏をつづります。

組み飴デザイナーって?

オリジナルデザインの組み飴を作る際、飴の絵柄(形や色の組み合わせ)には、組み飴で表現しやすいものとそうでないものとがあります。そのため、組み飴独特のデザイン技法が使われます。

まいあめ工房では、お客様からいただいたオリジナル飴の原画をより良く再現するために、専任の組み飴デザイナーがお客様のデザイン画を組み飴用にデザインし直し、ご提案しています。

過去の記事(月別)

  • 組み飴でどこまで再現できるか?
  • まいあめができるまで

まいあめの関連商品

  • 合格飴
  • 「ありがとう」飴
  • 「祝」飴
  • 「よろしく」飴
  • 寿・めでタイ飴入り「まいボックス」登場!
  • ハードキャンディーのオリジナル制作