-半沢直樹に捧げる- 「倍返し飴」を作ってみた!

まいあめ工房では、組飴技術を次世代に伝え残していくため、若い職人たちをどう育てていくのかということを常に考えています。

日々の仕事はそれこそ真剣勝負、お客様の要望に応えなければなりません。

お客様にご迷惑がかからないよう、常にベテランの職人が製作していれば営業上は問題ありませんが、それでは若い職人はいつまでたっても技術が上がらないままになってしまいがちです。

そこでお客様の注文とは全く関係なく、社長の中村がポケットマネーで発注しw、その時その時の若手職人の技術レベルの「斜め上」を狙って課題を作らせて、まいあめ工房のファンとともに楽しむイベント「若手職人スキルアップチャレンジ」を今年も行いました。

ちなみに昨年は「例のキリスト修復画像」が課題でした。(ブログ参照してください)

で、今年は課題を「文字」に絞り込み流行語大賞を狙えるフレーズで楽しんでみようと考え、話題のドラマ「半沢直樹」の名ゼリフ「倍返しだ!」をモチーフにデザインを決定しました。


さて挑戦するのは、まいあめ工房が誇るイケメン組飴ブラザースです(イケメンと言いつつ顔が見えませんw)

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真剣にデザインを見ながら、頭の中では工程のシミュレーションを行っています。(そのはずですw)

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今回のポイントは
  • 文字の大きさの異なる漢字をバランスよく2段に表現すること
  • 文字を強調するためにギザギザ上の吹き出しの中に確実にいれること
この2点となります。

さーてできるのかなぁw

今回はインパクトがありつつ美味しく食べられるものと思い、味を「梅」としてみましたが、テーマがテーマなので香りも酸味も通常の「倍」突っ込んでみました。まさに「倍返し」! 手元のブレ具合で素早さがわかるかと思います。

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順調に飴全体に味がなじんだところで、色を付けパーツに分けていきます。

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さあ、ここからが勝負です。文字の組み上げに入ります。
奥のチームで「倍」の文字を、手前のチームで「返し」を制作します。

今回は2段になっていることと、漢字で主体のためかっちりと作りたいところです。そうしないと漢字らしさが出ませんね。積み上げた時のバランスのことも考えると、歪まないように固めに作る必要があると考えて取り掛かっているようです。こまめに原画をチェックしながら、スピーディーに進めます。

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「倍」より「返し」のほうが難易度が高いです。これはクロスする部分があることでパーツ点数が増え作業スピードを要求されるためでもあります。 今回は兄のヒロ君が担当しています。
弟のシュウゾウ君は淡々と「倍」の文字パーツを制作しています。

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一瞬早く、「倍」の文字が組みあがって来たようです。端っこからみるとよくわからないです(奥に、ピントが合ってるし)

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「返」も出来上がってきました!

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並べて~

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よいしょっ!

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強調するために、ギザギザの吹き出しに飴を組み込みますが、このギザギザがあるため文字を組み込む範囲が狭くなりより難易度を上げています。パーツ点数も通常の丸で囲むだけよりも17パーツ増えました!

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いやー、やはり2段になっているため下の文字が歪みが出ているかも。このままほっておくとどんどんつぶれていってしまいますので、急がなければ。「倍」の文字は結構固く作ったのかしっかりしていますが、実はこれが必ずしもいいこととは言えないのが組飴のむずかしさ・・・


さて、周りのパーツもどんどんくっつけて、丸くしていきます。

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この時点で、直径約25センチ!
これを手作業で伸ばしつつ、直径を2センチサイズにしていきます。

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あれ?あれ?

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文字の部分が固すぎて、中に残っちゃって伸びてこない (; ・`д・´)
何とかしろ!どうにかがんばれ! シュウゾウ君必死です(;´∀`)

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若いパワーで何とかしました。ほんとになんとかしたって感じです。

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ということで、シームレスカッターという機械でどんどんカットして、倍返し飴がどんどん出来上がっていきます。

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何とかできたか? ん? どうだ?

完成しましたが、さて出来上がりの評価は?

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ギザギザの吹き出しをイメージしましたが、文字部分の飴を固めに作りすぎました。

その結果、引き延ばして2センチにする際に中の文字部分の飴が出てこず、通常より強い力でねじりながら伸ばしたため、ギザギザが「風車状」の模様と変形しましたね。

これはこれで、半沢直樹をはじめとする男たちの怨念と野望が渦巻く雰囲気が出ていると前向きに解釈していただければと思います (;´∀`)



さて、こちらの倍返し飴ですが、まいあめ工房を応援してくださる皆様に50個入り一袋をお分けいたします!

申し訳ございませんが代金引換のみとさせていただき、価格は送料代引き手数料含み840円とさせていただきます。おひとり様1袋でお願いします。

スキルアップチャレンジで制作したものですので、実質送料のみの無料です<(_ _)>



たくさんのご応募、お待ちしております!

ソーシャルメディア研究所の熊坂仁美さんも動画で「倍返し飴ができるまで」をご紹介してくださったので、是非ご覧ください。







おかげさまで全数量無事お申込みいただきましたので、大変勝手ながら応募は締め切らせていただきます。

スキルアップチャレンジをご理解、応援いただいた皆様本当にありがとうございました。

次回の企画も職人も含め皆さんと楽しめるものとしたいと思っております。

これからもよろしくお願いいたします。






オリジナルデザインの組み飴作りの日誌。まいあめ工房の組み飴デザイナーが、組み飴作りの舞台裏をつづります。

組み飴デザイナーって?

オリジナルデザインの組み飴を作る際、飴の絵柄(形や色の組み合わせ)には、組み飴で表現しやすいものとそうでないものとがあります。そのため、組み飴独特のデザイン技法が使われます。

まいあめ工房では、お客様からいただいたオリジナル飴の原画をより良く再現するために、専任の組み飴デザイナーがお客様のデザイン画を組み飴用にデザインし直し、ご提案しています。

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