世紀を超えて -まいあめ工房のコンテンツは何のためにあるのかー

コンテンツマーケティングだの、インバウンドマーケティングだのと言われて久しいですが、ブログやまいあめチャンネルの動画など、まいあめ工房のコンテンツ制作にあたってはテーマやオリジナリティーをかなり重要視して制作にあたっているつもりです。

ところがそういう意識付けで制作していても弊社顧問からは

「もう一段高い視点に立ったコンテンツ制作を心がけてください」

という鬼のようなダメだしを受けたりします。

「もう一段高い視点」ということがどうもいまいちよくわからない。というより、腹に落ちない。

次世代にこの技術を残すということを意識し、あるいは社会貢献を考え、御縁を大切に思い、まいあめ工房の仕事とからめてコツコツと情報発信しようと頭をひねり、構成を考え、ブログを書き、動画を作り、FacebookPageに投稿してきました。

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今までやってきたことが間違いではないことは結果が物語っていると思うのですが、ここで満足せずさらに上を目指すということなのかな?

もやもやした気持ちのまま、今年の目標「できれば週一できちんとしたブログを書く!」ことに努めてきました。



そんなある日・・・


「数十年後とか100年後の人類社会の貢献を意識して研究を進めたい」

STAP細胞の製作に成功した理化学研究所の小保方晴子さんが会見でこうお話しされました。

理化学研究所には様々な部門がありますが、まいあめ工房の創立時からのお客様で、定期的にオリジナルキャンディーの製造依頼を受けています。

そんな関係もあってこのニュースはとてつもない大発見であったにもかかわらず身近に感じられたのですが、小保方さんの会見を見てこの言葉に深く感銘しました。

そうだ。この視点だ!

ようやく顧問の要求する「もう一段高い視点」という意味が腹に落ちた気がしました。

組飴の技術は高度な熟練を要求するもので、確かにその技術を次世代に残そうと奮闘してきたことが「まいあめ工房の歴史」ではあります。
ですが、やはり一筋縄ではいかないものです。

それでも若い人たちが修行しつつ成果を出してくれたり、その結果としてお客様からリピートのオーダーを受けたりしているのですが、どんなことがあってこの技術が途絶えるかもしれません。

我々の努力もむなしくそういうことが起こりえないとはだれも言えないのです。

だからこそ本当にこの技術を残したいと思えば、「次世代」という狭い範囲にとらわれることはないんだと思えました。

不幸にもこの職人とこの技術が絶えてしまっても、デジタルコンテンツとしてこのブログが残れば、数十年後百年後、世界のだれかが「やってみたい」「作ってみたい」と思ってもらえ復活することがあるかもしれない。

そう思えるようなコンテンツ、そして今は読まれないかもしれないけれど(大半の人はおもしろくないかもしれないけれど)技術的な内容を含め、しっかり記録しておく必要性を強く感じました。

まいあめ工房の工房内には「世界中に一つしかない独特な飴をつくるための資料」がたくさんあります。
職人が当たり前のように行っている仕事ひとつひとつの意味をもう一度見つめなおし、その意味を記録していこうと思います。

「コンテンツは資産」私自身はそう思って仕事をしてきました。

事実、まいあめ工房のコンテンツはたくさんのお客様を呼び込み、売上を上げ利益を生み若い職人への投資としてつながっていきました。

「コンテンツは資産」という言葉は今を生きる私達だけの資産という意味ではなく、「未来を生きる誰かの資産」でもあるということに目が開いた気がします。

まいあめ工房には時代を作る仕事はできないかもしれません。

また「まいあめ工房」は飴、キャンディーやお菓子の歴史に、そしてコミュニケーションツールの歴史に、燦然と輝く金字塔では到底ありません。

時間の流れの中に埋もれそうであっても、ひっそりとでも確実に咲いている「勿忘草」のような美しさ、世紀を超えて価値ある技術を後世に残す、そんな気持ちで仕事に取組みコンテンツを残していこうと決意をあらたにしたのでした。。。

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オリジナルデザインの組み飴作りの日誌。まいあめ工房の組み飴デザイナーが、組み飴作りの舞台裏をつづります。

組み飴デザイナーって?

オリジナルデザインの組み飴を作る際、飴の絵柄(形や色の組み合わせ)には、組み飴で表現しやすいものとそうでないものとがあります。そのため、組み飴独特のデザイン技法が使われます。

まいあめ工房では、お客様からいただいたオリジナル飴の原画をより良く再現するために、専任の組み飴デザイナーがお客様のデザイン画を組み飴用にデザインし直し、ご提案しています。

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